孤児院での出来事〜1〜 【孤児院での出来事】〜1〜

孤児院での出来事〜2〜

孤児院に出費を少しでも浮かすために泊まりに行った一行。

―男性陣はまき割り・子守。女性陣は夕食作り。

・・この違いは一体・・・!?

ジューダスが子供に纏わり付かれていた一方。ロニがヤケクソでまきを割っ ていた。

「ルーティさん!ルーティさん!俺の魅力に気づいてくれぇ〜っ!!」

とそのとき、ロニはふと窓を見た。

「おっ!やってるな〜v美女様の料理作りvよし!ちょっくら見物を・・」

ロニが窓を少し開けようとしたとき、背後から声がした。

「それは『覗き』というものだろう?」

「覗きという言葉を特に力を入れて言わないでくれないかな?ジューダス君?」

「事実を述べたまでだ。・・では僕はガキの子守をしてくる」

ロニは内心ほっ、とすると、すたすたとカイルのもとへと歩いていくジュー ダスを見届けてから孤児院の中を見た。

「(やっぱりルーティさんの包丁さばきはお見事だな。・・ナナリー、いつ もあんなに真剣に料理を作ってんだなぁ〜・・・)」

ロニはずっとナナリーを目で追っかけていた。・・と、そのナナリーがどん どん窓へと近づいてきて、窓を開けると怒鳴りだした。

「ロニぃ〜っ!何やってんだいっ!?」

「い、いやぁちょっと心配で心配で・・」

「・・何がさ?」

ロニはフッ、と笑うとこう言った。

「ナナリーが包丁持って暴れないかと・・・」

「んなワケないだろっ!!」

ナナリーはバシッ!と窓を閉め、カーテンまでも閉めた。

「ちぇっ、なんだよなんだよ〜。・・ま。・・まき割りするか」

ロニはハルバートを担ぐと、またまきを割り始めた。

「あら、どうしたの?」

野菜を洗っているルーティがナナリーに尋ねた。

「あ、いや。・・のぞきが外にいてたもんだからさ」

そう言うとナナリーは包丁を持ち、綺麗な手捌きで魚を二枚に下ろす。

「ふ〜ん。・・またロニね?」

「そうだよ。まったくアイツには散々手をかけさせらるよ」

下ろした魚を今度は焼きながら答える。

「でも、仲が良いじゃない」

卵・・といえないほどにかき混ぜているリアラがナナリーをつっついた。

「そんなことないさ。リアラとカイルの方がよっぽど仲がいいよ」

「え!そ、そうかしらv」

照れるリアラにナナリーは付け足して言う。

「あと、そんなにかき混ぜるとダメだよ?オムライス用の卵なんだからね」

「あ!・・ついうっかりしてて・・」

「うっかりもほどほどにしなきゃね」、と言い、リアラはかき混ぜていた手 を止めた。

「じゃあリアラちゃん、その卵貸してくれる?オムライス作るから」

「あ、ハイどうぞ」

かき混ぜすぎた卵をルーティに手渡すと、テーブルを台拭きで拭き始めた。

「よし。焼き具合はこれでいいかな。・・リアラ!テーブル拭けた?」

「あ、うん」

リアラの返事を聞くと、ナナリーは焼いていた魚や料理をテーブルの上に並 べ始める。

「我ながら天才ね♪ルーティさ〜ん!例の物作ってきたわよぉ」

と良い具合にハロルドが一階へ降りてきた。

「あ!ありがとねハロルド」

「こんなのお安い御用よ〜☆いつでも言って〜」

「ええ、そうするわね」

ルーティは返事をしながら作ったオムライスをテーブルの上に並べた。

「じゃあごめんだけどリアラちゃん、あいつら呼んできてきれない?」

「分かりました!呼んできます」

軽い足取りでリアラは外へ出ると、カイルを呼んだ。

「カイル〜っ!」

「あ!リアラ〜。どうしたの〜?」

「もうご飯ですって。みんなも呼んできてあげて〜っ!」

カイルはかなり遠くにいる為、大声で言わなければ聞こえないのだ。

「分かった!呼ぶね〜」

カイルの言葉を聴き終えると、リアラは孤児院の中へ入っていった。

「あら?カイル達は?」

「あ、もう来ま・・。あ!来ました」

リアラが言い終わる前にカイル達、もちろん孤児達も帰ってきた。

「おっ!オレの大好物のオムライスだぁ〜vいっただっきま〜すっ!」

カイルは、いつもより広くしたテーブルの上にあるオムライスを取ると、イスに座りバクバク食べ始めた。

「ったくカイルは〜っ!
・・あ!アンタはちゃぁ〜んと手を洗ってから食べなさいね?」

「「はぁ〜い!」」

元気よく子供達は返事をすると、ばたばたと手を洗いに行った。

「いっただっきま〜す!・・お、うめぇ!」

ロニは褒め言葉をぽんぽんと言うが、やはり最後は「いつも食うモノがアレだからなぁ♪」と付け足した。
「・・・・」

ナナリーに殴られているロニを無視し、無言で食べ続けるジューダスの仮面の置くでは、何やら懐かしそうだった。

食事タイムは過ぎ去り、今は庭で花火大会中。

「わぁ〜!きれいだきれいだぁ〜!!見て見てロニにいちゃ〜ん!」

「おっ!ホントだなぁ〜♪色々と色が変わって・・」

「ホントだねぇ〜・・。でも、これが最後、なんだね・・・」

そう。明日こそは神様と直接対決。ハロルドはウキウキワクワクしているのである。

で、そのハロルドは何故かこそこそしている様子・・。

あとは・・こうしてこうして〜・・・」

「・・何やってんだ?」

「・・知りたい〜?」

にやり、と微笑むと(!?)ロニに手招きをした。

「おっ!何か面白そうな大砲じゃねーか!」

そしてつられて行ってしまうロニ!そして事件は起きたのである!

ヒュ〜〜〜ドカンッ!!

「うわぁ〜、綺麗だね〜リアラぁ〜」

「・・でもなんだか花火の真ん中に何か・・いない・・?」

「・・・・・・。!!もしかして、もしかしなくても〜・・・」

「「ロニぃ!?」」

声を合わせて驚くと同時に、花火の中からロニの悲鳴が・・・!?
「ハロルドの野郎〜〜〜っ!覚えとけよぉ〜〜〜
っ!!!!」

「ぐっふふ〜☆大成功〜♪」

――そしてロニの最後の夜は、とんでもないアクシデントで幕は閉じる。

・・・・フォルトゥナ戦でもずっとハロルドに用心しながら戦っていた・・らしい。




■□END□■


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